2025年9月17日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
皆さんは「自分の歯が何本あるか」ご存じでしょうか❓
歯は食べるためだけでなく、話す・笑う・表情をつくるなど、日常生活のあらゆる場面で重要な役割を果たしています👄今回は、歯の本数とそれぞれの役割についてお話します🥺

🦷永久歯は何本?親知らずを含めると最大32本🦷
大人の歯(永久歯)は、基本的に上下合わせて28本あります。これは親知らずを除いた本数です。親知らず(第三大臼歯)が上下左右に1本ずつ生えると、最大で32本になります!
永久歯は、6歳から生え始め、15歳頃までに永久歯に生え変わります。
親知らずが生えてこない、あるいは抜歯した場合は、歯の数が少なくなります。
また、まれに生まれつき歯の数が足りない『先天性欠如』という状態の場合もあります。
🦷乳歯は20本!成長の土台を支える大切な歯🦷
子どもの歯(乳歯)は全部で20本です。生後6か月頃から生え始め、3歳頃までにすべて揃います。乳歯は永久歯が生えるためのスペースを確保する「ガイド」の役割を持ち、顎の成長や噛む力の発達にも大きく関わっています😌
乳歯は永久歯よりも小さく、エナメル質が薄いため虫歯になりやすい傾向があります。だからこそ、幼少期からのケアがとても重要です❕
🦷歯の種類とそれぞれの役割🦷
歯はその形や位置によって、以下のように分類されます。それぞれに異なる役割があります🔍
① 前歯(切歯)
平たい形状をしていて、口の最前部にあり、食べものを「噛み切る」働きをします。また、発音にも重要な役割を担っています。
② 犬歯
先が尖った形状をしていて、切歯の外側にあり、食べものを「引き裂く」役割をします。ほかの歯よりも根が長く、顎の動きの基準にもなります。
③ 臼歯
食べものを「すりつぶす」主な役割を果たします。また、小臼歯と大臼歯があります。
小臼歯…犬歯の後ろにあり、食べものを砕いてすりつぶしやすくします。
大臼歯…小臼歯の後ろにあり、広い咬合面で食べものを細かくすりつぶします。
🦷歯の本数が減るとどうなる?🦷
歯の本数が減ると、歯並びやかみ合わせが悪くなり、食べものがうまく噛めなくなるだけでなく、咀嚼機能の低下、栄養不足による全身疾患のリスク増加、そしてストレスを感じやすくなるなどの健康リスクが高まります😥主なリスクは以下の通りです。
- 歯並びとかみ合わせの悪化
歯が1本抜けると、隣の歯が倒れてきたり、抜けた歯と噛み合っていた歯が伸びたりしてきて、歯並びやかみ合わせが崩れます。
歯並びが悪いと歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。 - 咀嚼機能の低下と全身への影響
よく噛めなくなると、脳への刺激が減り、認知機能の低下につながる可能性があります。
食べられるものが限られ、栄養バランスが偏ることで、高血圧や糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞といった全身疾患のリスクも高まります。 - 栄養不足と体重減少
咀嚼機能の低下により、食べものをうまく飲みこめない場合があり、栄養不足に陥ることがあります。
特に高齢者においては、歯の本数が少ないと体重減少率が上昇する傾向があるという報告もあります。
まとめ
歯は全部で28〜32本(永久歯)、乳歯は20本。それぞれが異なる役割を持ち、私たちの生活を支えています🧐歯の本数だけでなく、1本1本の健康を守ることが、食事・会話・笑顔の質を高める第一歩です👣
定期的な歯科検診と日々のケアで、いつまでも自分の歯で過ごせるようにしましょうね🦷💞
参考文献
- 予防歯科サーチ「歯は全部で何本?永久歯と乳歯の本数を徹底解説」
- あゆみ歯科クリニック「あなたの歯は何本ある?28本・32本の違いと親知らずの秘密」
- 広島大学「歯の本数が栄養摂取に影響を与えることが判明」
次回は「歯の本数が減ったときの対処法」についてご紹介予定です。どうぞお楽しみに!