2025年12月05日
こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
「人間の噛む力はどのくらいあるのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか❓噛む力(咬合力)は食事だけでなく、顎関節や歯の健康に大きく関わっています。今回は、噛む力の平均値や子どもとの違い、歯ぎしりによる強大な力、そして健康への影響についてお話します🥺

🦷成人の噛む力🦷
噛む力は、個人差や状況によって異なり、歯並びや健康状態にも影響されます🙂
日常生活での噛む力
・全体的な平均…成人の場合、食事を噛む力は一般的に約50~70㎏程度です。
・男女差…男性が約60㎏、女性が約40㎏と言われています。
力強く噛みしめたときの力
・強い食いしばり…思いっきり噛みしめたときの力は、約70~100㎏程度になります。
・瞬発的な力…スポーツ選手などが瞬発力を出すために食いしばると、奥歯には自分の体重の何倍もの力がかかることがあります。
・歯ぎしりや食いしばり…睡眠中の歯ぎしりでは、意図的な噛みしめよりもさらに強い力がかかり、歯や顎骨に500~1,000㎏もの負荷がかかるともいわれています。
🦷子どもの噛む力との違い🦷
子どもの噛む力は大人に比べて弱く、大人の約1/3〜1/5程度と言われています👶🏻
・3歳児…約14㎏程度
・小学生…約20~30㎏程度
・大人…約40~60㎏程度
🦷噛む力と健康の関係🦷
- 咀嚼機能:噛む力が弱いと食べ物を十分に細かくできず、消化不良の原因になります。
- 顎関節への負担:過度な噛む力や歯ぎしりは顎関節症のリスクを高めます。
- 歯の寿命:強すぎる力は歯や修復物を破損させ、弱すぎる力は咀嚼機能低下につながります。
- 全身の健康:噛む力は脳の血流や認知機能にも影響すると報告されています。
まとめ
人間の噛む力は成長に応じて徐々に強くなります🙆🏻歯ぎしりではさらに強大な力がかかり、歯や顎に深刻な影響を与えることがあります。噛む力は食事だけでなく、全身の健康にも関わるため、定期的な歯科検診で噛み合わせや歯ぎしりのチェックを行うことが大切です。お気軽にお越しくださいね🦷💕
参考文献
- 都立家政南口歯科「人間の噛む力はどのくらい?歯ぎしりのリスク」
- HANA MODE「大人と子どもの咬合力の違い」
- ありい歯科「人の咀嚼力とは」