2025年5月28日
こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、院長です!
口内炎は、多くの方が経験する口腔内のトラブルのひとつです。食事の際にしみたり、話すのが億劫になったりと、日常生活に影響を与えることもありますよね。今回は、口内炎の原因と対処法についてお話します(*‘ω‘ *)

口内炎の主な原因
口内炎は、さまざまな要因によって発生します‼
- 物理的な刺激
頬や舌を噛んでしまうことでできる傷や歯ブラシの強い力による擦り傷で炎症が起き、口内炎の原因になることがあります。 - 栄養不足
特にビタミンB2やB6、ビタミンCは粘膜を健康に保つために重要な栄養素なので、不足すると口内炎が発生しやすくなります。また、鉄分不足も免疫力の低下により口腔内の粘膜が傷つきやすくなります。 - ストレスと免疫低下
疲れやストレスが溜まると、自律神経を乱し免疫力を低下させる原因になります。体の炎症に対する防御力が弱まり口内炎ができやすくなります。 - 口腔内の乾燥
唾液の分泌が減ると、口腔内の粘膜が乾燥し傷つきやすくなり、炎症が起こりやすくなります。 - ウイルスや細菌感染
ウイルスや細菌などの感染が原因になることもあります。これらの病原体が引き金となり炎症が悪化する可能性があります。
口内炎の種類
口内炎にはいくつかの種類があり、症状が異なります💦
- アフタ性口内炎
最も一般的なタイプで、小さな白色または黄色の潰瘍ができるのが特徴です。単独で発生することもあれば複数個できる場合もあります。痛みを伴い、食事や会話が不便になることもあります。 - カタル性口内炎
口腔内全体の粘膜が赤く腫れ、粘膜がただれたりすることがあります。痛みは軽いものの、食事をするときにしみることがあります。 - ウイルス性口内炎
ヘルペスウイルスなどの感染によって発生し、発熱や倦怠感を伴う場合があり、水疱や腫瘍が広がることがあります。痛みが強く、飲食や会話が困難になることがあります。
口内炎の対処法
口内炎の症状を軽減し早く治すためには、以下の対策が有効です‼
- 口腔内を清潔に保つ
うがい薬でのうがいや柔らかい毛の歯ブラシで優しく歯磨きを行いましょう。 - 刺激物を避ける
辛いものや熱いもの、酸っぱいものは炎症を悪化させるためなるべく控えましょう。 - 栄養をしっかりとる
ビタミンB群を含む食品(レバー、卵、乳製品など)を意識して摂取しましょう。 - 市販の軟膏やパッチを使用する
口内炎用の薬を塗りましょう。 - ストレス管理と十分な睡眠
免疫力を維持するために、規則正しい生活を心がけましょう。
口内炎の予防法
口内炎を繰り返さないためには、日常的な予防が重要です‼
- 栄養バランスの良い食事を心がける
- 口腔内の清潔を保つ
- 唾液の分泌を促すためにこまめに水分補給をする
- ストレスを溜めない生活を意識する
- 質の良い睡眠をとる
まとめ
口内炎は誰にでも起こりうるものですが、しっかりケアを行うことで症状を軽減し、予防することが可能です。当院ではレーザー治療も可能です。塗り薬も処方できますのでお気軽にご相談くださいね🎵
【参考文献】
: 「口内炎発症予防および治療を目的とした病院薬局製剤」, J-STAGE, 2005
: 「口内炎が同じ場所に繰り返すのはなぜ?再発性アフタ性口内炎の原因と対策」, 予防歯科サーチ, 2025
: 「意外とツラい?口内炎の正体と対処法について」, 医療法人社団徳治会, 2025