2025年5月25日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、院長です!
口腔の健康は、単に歯や歯茎の問題にとどまらず、全身の健康に大きな影響を与えます。近年の研究では、歯周病や口腔内の状態が糖尿病、心血管疾患、さらには認知症などの全身疾患と関連していることが明らかになっています。今回は、口腔と全身疾患の関係について詳しく解説します。
1. 歯周病と全身疾患の関係
歯周病は、歯茎の炎症や歯を支える骨の破壊を引き起こす病気ですが、これが全身に影響を及ぼすことが分かっています。
- 糖尿病との関係: 歯周病があると、炎症性物質が血流に入り、インスリンの働きを妨げるため、血糖値のコントロールが難しくなります。
- 心血管疾患との関係: 歯周病菌が血管に入り込むことで動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める可能性があります。
- 誤嚥性肺炎との関係: 高齢者では、口腔内の細菌が誤って肺に入ることで肺炎を引き起こすことがあります。
2. 口腔の健康が認知症予防につながる?
最近の研究では、歯の数や噛む力が認知機能に影響を与えることが示されています。
- 噛むことの重要性: 咀嚼は脳への刺激となり、認知機能の維持に役立つとされています。
- 歯の喪失と認知症: 歯を失うことで食事の質が低下し、栄養不足が認知症のリスクを高める可能性があります。
3. 口腔ケアで全身の健康を守る
口腔の健康を維持することで、全身の健康を守ることができます。以下のポイントを意識しましょう。
- 毎日の歯磨き: 歯周病予防のために、正しい方法で歯を磨く。
- 定期的な歯科検診: 早期発見・早期治療が重要。
- バランスの取れた食事: 口腔と全身の健康を支える栄養を摂る。
まとめ
口腔内の健康と全身の健康は密接な関係があり、口腔内の問題は全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。全身の健康でいられるよう、まずは歯科検診へお越しください。ぜひ、お待ちしております。
参考文献
口腔と全身疾患の関係について、以下の文献を参考にしました。
口腔の健康を守ることは、全身の健康を守ることにつながります。気になることがあれば、お気軽にご相談ください!