2025年5月18日

こんにちは、西千葉駅直結の歯科医院、西千葉歯科・矯正歯科院長です!
今回は「歯がなくなってしまったらどうなるの?その原因と補い方」についてお話しします。歯は、食べるためだけでなく、話すことや顔の印象にも大きく関わる大切な存在です。しかし、事故や病気、加齢などで歯を失ってしまうことがあります。では、歯を失うとどのような影響があるのか、またその原因や補う方法について詳しく解説していきます。
1. 歯を失うことによる影響
歯を失うと、以下のような様々な影響が出ることがあります。
① 咀嚼機能の低下
歯がなくなると、食べ物をうまく噛めなくなり、消化吸収が悪くなります。特に奥歯を失うと、咀嚼効率が大きく低下し、柔らかい食べ物ばかりを選ぶようになることがあります。
② 発音の障害
前歯を失うと、発音が不明瞭になり、言葉が聞き取りにくくなることがあります。特に「さ行」「た行」の発音が難しくなるため、会話に影響を与えることがあります。
③ 顔の変化
歯がなくなると、口周りの筋肉や顎骨が変化し、顔の輪郭が変わることがあります。歯が抜けたままにしていると、口元がしぼみ、老けた印象になることがあります。
④ 顎関節への負担
歯が抜けたままにしていると、咬み合わせのバランスが崩れ、顎関節に負担がかかることがあります。その結果、顎関節症を引き起こし、顎が痛くなったり、口が開きづらくなることがあります。
2. 歯を失う原因
歯を失ってしまう原因には、以下のようなものがあります。
① 虫歯
虫歯が進行すると、歯が脆くなり、最終的には抜歯が必要になることがあります。初期の虫歯を放置せず、早めの治療が重要です。
② 歯周病
歯周病は、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。進行すると歯がグラグラになり、抜け落ちてしまいます。歯周病の予防には、定期的な歯科検診と適切な口腔ケアが必要です。
③ 外傷(事故やスポーツ)
転倒やスポーツでの衝撃によって歯を失うこともあります。特にコンタクトスポーツでは、マウスガードの使用が推奨されます。
④ 加齢
年齢を重ねるにつれ、歯の摩耗が進み、歯が割れたり抜けたりしやすくなります。高齢になっても健康な歯を保つためには、適切なケアが重要です。
3. 歯を補う方法
歯を失ってしまった場合、以下の方法で機能を回復することができます。
① インプラント
インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。
メリット: 自然な見た目と咀嚼力が回復し、周囲の歯に負担をかけない。
デメリット: 費用が高く、手術が必要。
② ブリッジ
失った歯の両側の歯を削り、人工歯を橋のように架ける方法です。
メリット: 比較的短期間で治療が完了し、固定式なので安定性がある。
デメリット: 健康な歯を削る必要があり、負担がかかる。
③ 入れ歯(義歯)
取り外しが可能な人工歯を使用する方法です。
メリット: 費用が比較的安く、手術不要で対応できる。
デメリット: 咀嚼力がインプラントやブリッジに比べて劣り、慣れるまで時間がかかる。
まとめ
歯を失うことは、食事や会話、顔の印象などに影響を与えます。しかし、適切な治療を受けることで機能を回復することができます。大切なのは、歯を失う前に予防することと、失った場合でも早めに補うことです。
西千葉歯科・矯正歯科では、インプラントやブリッジ、入れ歯など、患者様の状態に合わせた治療方法をご提案しております。歯を失ってしまった方、または予防を考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。お待ちしております!