2025年5月18日

歯に白い点々!?その正体と対策を解説
こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、院長です!
今回は「歯に白い点々ができる原因」についてお話しします。鏡を見たときに歯の表面に白い斑点があるのを見つけて驚いたことはありませんか?これはさまざまな原因によって発生するもので、適切な対策を取ることで改善できる場合もあります。
歯に白い点々ができる原因
1. ホワイトスポット(エナメル質形成不全)
ホワイトスポットとは、歯のエナメル質が部分的にうまく形成されなかったことでできる白い斑点です。これは「エナメル質形成不全」や「エナメル質石灰化不全」とも呼ばれ、栄養不足や遺伝的要因が関係していることがあります。
2. 初期の虫歯
歯の表面が白く濁って見える場合、それは初期の虫歯の可能性があります。虫歯の初期段階では、歯のエナメル質が脱灰し、カルシウムが溶け出すことで白い斑点が現れます。
3. フッ素症(過剰なフッ素摂取)
幼少期に過剰なフッ素を摂取すると、歯の表面に白い斑点ができることがあります。これは「歯のフッ素症」と呼ばれ、特に水道水に高濃度のフッ素が含まれている地域で見られることがあります。
4. ホワイトニングの影響
ホワイトニングを行うと、歯の表面に白い斑点が目立つことがあります。これは、ホワイトニングによって歯のミネラルが一時的に溶け出し、表面がすりガラスのようになるためです。通常、数日で落ち着きますが、気になる場合は歯科医院で相談しましょう。
白い斑点の対策
1. 虫歯予防と適切な歯磨き
初期の虫歯が原因の場合、フッ素入りの歯磨き粉を使用し、適切なブラッシングを行うことで進行を防ぐことができます。定期的な歯科検診も重要です。
2. 栄養バランスの取れた食生活
エナメル質の形成にはカルシウムやビタミンDが重要です。これらの栄養素を含む食品を積極的に摂取することで、歯の健康を維持できます。
3. ホワイトニング後のケア
ホワイトニング後に白い斑点が目立つ場合は、歯の再石灰化を促すMIペーストなどの製品を使用することで改善できる場合があります。
4. 歯科医院での治療
白い斑点が気になる場合は、歯科医院でコンポジットレジン充填やラミネートベニアなどの治療を受けることで、見た目を改善することができます。
まとめ
歯に白い点々ができる原因はさまざまですが、適切なケアを行うことで改善できる場合があります。気になる症状がある場合は、ぜひ歯科医院で相談してください!