2025年5月19日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、院長です!
今回は「歯科用レントゲンの被ばく量は人体に影響があるのか?」というテーマでお話しします。レントゲン撮影は歯科診療に欠かせない検査ですが、放射線の影響を心配される方も多いのではないでしょうか?実際の被ばく量や安全性について詳しく解説します。
歯科用レントゲンの被ばく量とは?
歯科用レントゲンの被ばく量は、一般的な医療用レントゲンと比較して非常に少ないことが特徴です。
例えば、歯科で使用されるパノラマレントゲンの被ばく量は 約0.01~0.1ミリシーベルト であり、これは 自然界から1年間に受ける放射線量の約1/40~1/100程度 に相当します。
また、デンタルレントゲン(歯の部分的な撮影)の被ばく量は 約0.01ミリシーベルト とさらに少なく、安全性が高いことが分かります。
被ばく量の人体への影響
放射線の影響は 100ミリシーベルト以上 で健康被害が懸念されるとされています。
歯科用レントゲンの被ばく量はこれを大きく下回るため、 人体への影響はほとんどない と考えられています。
さらに、撮影時には 鉛入りの防護用エプロン を着用することで、被ばく量をさらに低減することが可能です。
妊婦や子供への影響は?
妊婦の方がレントゲン撮影を受ける場合、お腹から離れた部位(口腔内)の撮影であるため、胎児への影響はほぼありません。
また、歯科用レントゲンは 局所的な放射線照射 であり、全身に影響を及ぼすことはないため、子供の撮影も安全に行えます。
最新のデジタルレントゲンの安全性
近年では デジタルレントゲン が普及し、従来のアナログレントゲンと比較して 被ばく量が5分の1~10分の1程度 に抑えられています。
これにより、より安全に歯科診療を受けることが可能になっています。
まとめ
歯科用レントゲンの被ばく量は 非常に少なく、安全性が高い ことが分かっています。
人体への影響はほぼなく、妊婦や子供でも安心して撮影を受けることができます。
最新のデジタルレントゲンを活用することで、さらに被ばく量を抑えた診療が可能です。
歯科治療においてレントゲンは 正確な診断のために欠かせない検査 ですので、安心して受けていただければと思います!