2025年6月07日
こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、院長です!
誰もが1度は自分の歯の色について気になったことがあるのではないでしょうか??今回は「着色しやすい食べ物と歯の黄ばみ予防」についてお話しします‼
着色しやすい食べ物とは?
歯の着色は、食べ物や飲み物に含まれる色素や酸によって引き起こされます。代表的なものは以下の通りです。
1. 色の濃い食べ物・飲み物
- カレー
ターメリックに含まれるクルクミンという色素が原因です。油分と結合するとより強く歯に付着しやすくなります。 - 醤油・ソース・ケチャップ
濃い色の調味料は着色の原因になります。タンニン、ポリフェノール、着色料などの成分が含まれておりこれらの成分が歯の表面に沈着し、着色汚れの原因となります。
また、酸性度も高いため歯の表面を溶かすこともあり、色素がより一層沈着しやすくなります。 - チョコレート・ココア
カカオ豆由来の色素(カカオ色素、ポリフェノール)が原因で着色します。カカオ色素とはカカオ豆から抽出されるに含まれるポリフェノールが影響 - ブルーベリー・ブドウ・イチゴ(アントシアニンが着色を促す)
2. 色の濃い飲み物
- コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶(タンニンが歯に付着しやすい)
- 赤ワイン(ポリフェノールが着色の原因)
- コーラ・炭酸飲料(酸性度が高く、歯の表面を傷つける)
3. 酸性度の高い食品
- 柑橘類(レモン・オレンジ・グレープフルーツ)(酸がエナメル質を溶かし、着色しやすくなる)
- 酢・梅干し(酸性度が高く、歯の表面を弱くする)
歯の黄ばみを防ぐ方法
1. 正しい歯磨き習慣を身につける
- 研磨剤入りの歯磨き粉を使用する(ただし、過度な使用はエナメル質を傷つけるため注意)
- 歯ブラシはやさしく動かす(強く磨きすぎると歯の表面が傷つき、着色しやすくなる)
- デンタルフロスや歯間ブラシを活用する(歯の隙間の汚れをしっかり除去)
2. 食後のケアを徹底する
- 食後すぐにうがいをする(着色しやすい食べ物を摂取した後は、口をすすぐことで色素の付着を防ぐ)
- ストローを使う(コーヒーや紅茶を飲む際にストローを使うことで、歯への直接的な接触を減らす)
3. 定期的な歯科クリーニングを受ける
- 歯科医院でのクリーニングを受ける(歯の表面に付着した着色を専門的な方法で除去)
- ホワイトニングを検討する(着色が気になる場合は、ホワイトニングで歯を白くすることも可能)
まとめ
着色しやすい食べ物や飲み物を知り、適切なケアを行うことで、歯の美しさを保つことができます。日々の歯磨きや食後のケアを意識しながら、健康な口腔環境を維持しましょう。気になる方は、ぜひ歯科医院で相談してみてください!