2025年8月31日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
毎日使う歯ブラシ。何気なく選んでいませんか❓実は、歯ブラシの選び方ひとつで、虫歯や歯周病の予防効果が大きく変わることをご存じでしょうか。今回は、歯ブラシ選びのポイントについてお話します🥺

🦷歯ブラシに求められる役割🦷
- 歯垢(プラーク)の除去
歯の表面に形成されるプラークは、虫歯や歯周病の最大の原因菌の集まりです。毎日のブラッシングでこれを除去し、口腔内を清潔に保つことが重要です。 - 食べかすの除去
食事で残った食べかすもプラークの原因となるため、歯ブラシでこれらを取り除きます。 - 歯肉のマッサージ
歯ブラシの毛先で歯肉に適度な刺激を与えることで、歯肉の血行を促進します。
🦷自分に合った歯ブラシ選びのポイント🦷
歯ブラシ選びは「自分の磨き方」に合わせることが大切です✨以下のポイントを参考にしてみましょう😊
毛の硬さ
- 柔らかめ:歯茎がデリケートな方や、歯茎の衰え、歯茎が腫れている方など、歯茎への刺激を抑えられますが、力を入れすぎず丁寧に磨く必要があります。
- ふつう:口腔環境に問題が無く、歯垢をしっかり落としたい方におすすめです。
- かため:歯垢をしっかり落としたい方、歯の着色汚れが気になる方。ただし、磨き圧が高まりすぎると歯茎へのダメージや知覚過敏の原因となる場合があります。
ヘッドの大きさ
一般的に自分の上の前歯2本分の幅が目安です😊
自分の口の大きさと歯並びを考慮する
口が狭い方は、無理なく磨けるように小型ヘッドが適しています。
歯並びが複雑で隙間が多い場合は、小さいヘッドで小回りを利かせると磨きやすくなります。
奥歯への届きやすさを意識する
ヘッドが大きいと、奥歯や歯の裏側に毛先が届きにくくなり、磨き残しが発生しやすくなります。
毛先の形状
- ラウンド毛
一般的な歯ブラシ。フラット毛をラウンド加工し、角を落として丸みを持たせています。歯面や歯肉を傷つけにくい形状です。 - テーパー毛(極細毛)
毛先に向かって細くなっています。歯と歯の間や歯周ポケットにも入りやすい形状です。 - フラット毛
毛先が平らになっている歯ブラシで、接触面積が広いので歯面の清掃に向いています。 - 二段植毛
フラット毛とテーパー毛が組み合わさった歯ブラシで、2種類の毛先で歯を効率よく清掃できます。
毛先の形状とブラッシングの習熟度がプラーク除去率に大きく関係しています✨
持ち手の太さ
- 細め
鉛筆持ちで持ちやすく力を上手くコントロールできます。
ただ、細いため不器用な方は不安になりやすく力を入れにくいこともあります。 - 太め
握って持つため、安定して持つことができます。
不器用な方にはおすすめですが、握って持つため力が入りすぎてしまうこともあります。
首(ネック)の形
- ストレート
歯の並びに沿わせやすく、歯ブラシを動かす力がそのまま伝わります。
磨く力が強い方は強いまま伝わってしまいます。 - カーブ
カーブがあるため、磨く力が強い方は緩和させることができます。
また、歯並びが難しくストレートでは届かない場合にもおすすめです。
まとめ
当院では、患者様の口腔状態や生活習慣に合わせた歯ブラシ選びをサポートしています☺️定期的なチェックと適切な道具選びで、一生使える歯を守っていきましょうね🦷💞
【参考文献】
知っ得!口腔ケア最新メソッド|日本歯科医師会
プラーク除去効果に影響する因子について|J-STAGE
厚生労働省コラム|自分に合った歯ブラシを選ぶコツ