2025年6月27日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
本日は、歯科予防の重要な成分である「フッ素」について、その効果と持続性をお話します💞
フッ素は、虫歯予防に欠かせない成分として広く知られていますが、どのように作用し、どれくらい持続するのでしょうか❓
フッ素とは?その基本的な役割

フッ素とは、自然界に存在するミネラルの一種で、人体にも多く含まれており、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄に次いで多く含有されています❕
歯の表面のエナメル質の修復を促進する作用がある他にも歯質を強化し、虫歯の発生を防ぐ働きを持っています。歯科では「フッ化物」として応用され、歯磨き粉や洗口液、歯科医院でのフッ素塗布など広く使われています🧐
🦷フッ素の主な効果🦷
フッ素には、以下のような虫歯予防の効果があります☺️
- 歯の再石灰化の促進
歯の表面が酸によって溶け始めた状態をフッ素が修復し、再びミネラルを補給して歯を強くします。 - 歯質を強くする
フッ素がエナメル質と結合し、酸に強い「フルオロアパタイト」を形成することで、酸に強い状態にし、歯を溶けにくくします。 - 虫歯菌の活動を抑制する
フッ素は虫歯菌の活動を弱め、酸の生成を抑えることで虫歯の発生を防ぎます。
フッ素の効果的な使い方
フッ素の効果は、使用方法によって持続時間が異なります❕
- フッ素入り歯磨き粉の年齢別適正使用量
年齢 6ヶ月~2歳 ※歯が生えた時期を目安にしてます
適正使用量 1~2㎜程度(米粒程度)
フッ素濃度 900~1000ppmF
年齢 3歳~5歳
適正使用量 5㎜以下(グリーンピース程度)
フッ素濃度 900~1000ppmF
年齢 6歳~成人・高齢者
適正使用量 1.5㎝~2㎝程度(歯ブラシ全体)
フッ素濃度 1400~1500ppmF - フッ素洗口液
マウスウォッシュとは少し違い、うがいをするだけで簡単に虫歯予防の効果が期待できるものです。普段の歯磨きで届きにくい隙間にも液体であるフッ素は行き渡ることができるので、普段の歯磨きの後に使用すると大変効果的です。 - 歯科医院でのフッ素塗布
高濃度(9000ppmF)のフッ素を塗布することで、長期間にわたる虫歯予防効果が期待できます。
フッ素塗布は3~6か月に1度の頻度で受けると効果的です。
フッ素の安全性について
参考文献
フッ素は適切な濃度で使用すれば安全であり、世界中の歯科医療で広く推奨されています。ただし、過剰摂取には注意が必要であり、特に小さなお子様には適切な濃度の製品を選ぶことが重要です🧐❕
まとめ
フッ素は、虫歯予防において非常に有効な成分であり、適切な使用によって歯の健康を守ることができます。フッ素塗布を検討されている方は、ぜひ当院にご来院くださいね🎶
歯磨き粉の販売も行っております🦷💗