2025年8月07日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
口呼吸は歯や口腔内だけでなく、全身の健康にもさまざまな悪影響を及ぼすことがわかっています😭今回は、日常生活で無意識に行ってしまいがちな「口呼吸」についてお話しします🥺
🦷口呼吸とは?鼻呼吸との違い🦷

空気の取り入れ口と、それに伴う様々な影響が口呼吸と鼻呼吸で違います‼️
鼻呼吸は、鼻腔を通ることで空気が加湿、加温され、異物が除去されるため、健康的な呼吸法とされています。一方、口呼吸は、乾燥した冷たい空気が直接体内に入るため、呼吸器系の病気や感染症のリスクなどあまりよくない点があります😢
🦷口呼吸によるデメリット🦷
- 喉の乾燥と痛み
口呼吸をしていると乾いた空気が直接のどにあたって粘膜を刺激し、痛みや違和感を感じやすくなります。慢性的な口呼吸は、喉風邪や炎症を繰り返す原因にもなります。 - 虫歯や歯周病のリスク上昇
口が開いていると唾液が蒸発しやすくなり、口腔内が乾燥します。唾液は歯を守る大切な役割を担っているため、乾燥状態では虫歯や歯周病の病原菌が増殖しやすくなります。 - 口臭の悪化
唾液には消臭作用もありますが、寝ている間に口呼吸をしていると口腔内が乾燥し、嫌なにおいの原因となる細菌が増えてしまいます。起床時の強い口臭に悩んでいる方は、口呼吸を疑ってみましょう。 - いびきや睡眠の質の低下
口呼吸は舌の位置が下がりやすく、軌道が狭くなることでいびきの原因になります。また、酸素の取り込みが不十分になりやすく、睡眠の質を悪化させ、日中のだるさや集中力の低下にもつながります。 - 顔貌や歯並びへの影響(特にこども)
こどもの場合、長期的な口呼吸は顎の成長に悪影響を与え、出っ歯や顔つきのゆがみなどにも関係します。成長期に正しい呼吸習慣を身につけることは、将来の見た目や健康にも直結します。
🦷口呼吸のチェックと改善方法🦷
以下のような症状がある方は、口呼吸の可能性があります‼️
日中の様子
・口が常に開いている ・集中しているときに無意識に口が開いている ・唇が乾いている、荒れている ・口の中が乾燥しやすい ・口臭が気になる ・食事中音がする
睡眠時の様子
・いびきをかく ・朝起きたときに口の中が乾燥している ・朝起きたときに喉が痛い、イガイガする ・睡眠中に口からよだれが出る
改善方法としては以下の方法があります‼️
- 鼻呼吸を意識して行う
意識的に鼻呼吸を行いましょう。単なる癖で口呼吸うをしている場合、意識づけをするだけでも鼻呼吸へと矯正できる場合があります。 - 舌の位置を上顎につくよう意識する
舌が下顎に密着していると、自然と口が開きやすくなってしまいます。舌の位置を上顎につくように意識しましょう。 - 口にテープを貼って寝る
寝る時に口にテープを貼ることで睡眠中の無意識な状態でも鼻呼吸をするようにアシストできます。薬局などで販売されている鼻呼吸テープを使いましょう。ただし、鼻詰まりのお悩みがある方は耳鼻科の診断を受けてからにしましょう。 - 口周りのトレーニングをする
・あいうべ体操
1.『あー』と発音しながら大きく口を開ける
2.『いー』と発音しながら口を大きく横に開く
3.『うー』と発音しながら口を前に突き出す
4.『べー』と発音しながら舌を突き出し、下にそらす
これを4回繰り返したものを1セットにして1日30セット程度続けましょう☺️
まとめ
口呼吸は、虫歯や歯周病だけでなく、睡眠障害や免疫力の低下など、全身の健康に影響を及ぼします😈日常生活の中で鼻呼吸をしっかり意識し、口腔機能を整えましょう❕気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご来院くださいね🦷💞
参考文献: