2025年7月27日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
タバコが体に悪いことは知られていますが、実はお口の中にも深刻な影響を及ぼすことをご存じでしょうか❓今回は喫煙がもたらすお口への影響についてお話します🥺

🦷喫煙が歯と歯ぐきに与える影響🦷
・虫歯や歯周病の原因となる
タバコの煙に含まれるニコチンやタールなどの有害成分が、歯の表面に付着して歯垢や歯石の生成を促進します。これにより虫歯や歯周病などの原因になります。
また、喫煙者は歯周病にかかりやすく、悪化しやすいともいわれています。歯周病はただでさえ自分では気が付きにくいものですが、タバコを吸っていることで余計に口腔内の症状に気づくことが遅れてしまう恐れもあります😢
・歯茎の炎症
タバコに含まれるニコチンが、歯茎の血流を低下させ、歯茎の炎症を引き起こします。
歯茎の炎症が長期化すると歯周病が進行し、歯を失う原因になります。
・歯の表面の着色
タバコに含まれるニコチンが歯の表面を黄色く染めます。また、タバコの煙が歯に付着することで歯の表面が茶色く着色または変色することもあります。
・口臭が強くなる
タバコを吸うことで口臭が強くなることがあります。タバコのにおいがするだけで無くそこに歯周病の悪化が伴うと、歯周病原因菌のだすにおいも口臭に加わり、よりにおいが強くなってしまう可能性があります。
🦷喫煙による歯周病のリスク🦷
歯周病は、歯茎の炎症や歯肉退縮などが原因で歯を失う可能性のある病気です。また、加熱式たばこでも紙巻きたばこよりも影響が少ないとされがちですが、完全に安全というわけではなく歯周病になるリスクがあります💦
🦷禁煙による口腔内へのメリット🦷
・歯周病のリスク軽減
禁煙をすることで、歯茎への血行が改善され、歯周病の進行を抑え、回復を促進します。
・口臭の改善
禁煙により唾液の分泌が正常化されることで口臭が改善され、清潔感のある口腔環境を保つことができます。
・歯の変色の予防
禁煙を開始すると、歯の変色の進行が止まり、定期的なクリーニングによって歯本来の色を維持しやすくなります。
・口腔癌のリスク低下
タバコに含まれる多くの発がん性物質が粘膜に長期間影響を与えるため、禁煙によりこのリスクを劇的に下げ、健康な口腔状態を保つための予防策となります。
・治癒力の向上
禁煙をすることで血液循環が良好になり、傷の治癒が速やかに進むため、歯科治療後の回復が早まります。
まとめ
喫煙はお口の健康に悪影響を及ぼしてしまうことがあります💦歯周病、着色、口臭、治療の成功率低下など、リスクがたくさんあるのです😞しっかり理解しお口の健康を意識してみるのはいかがでしょうか❓💞
参考文献
- Tomar, S. L., & Asma, S. (2000). Smoking-attributable periodontitis in the United States: findings from NHANES III. Journal of Periodontology, 71(5), 743–751.
- Johnson, G. K., & Guthmiller, J. M. (2007). The impact of cigarette smoking on periodontal disease and treatment. Periodontology 2000, 44(1), 178–194.
- Consensus AIによる文献検索(https://consensus.app)