2025年8月24日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
妊娠中は体だけでなく、お口の中にもさまざまな変化が起こります。
「歯ぐきが腫れる」「歯みがきで出血する」「口臭が気になる」など、妊娠中に起こりやすい口腔トラブルは、放置すると母体だけでなく赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性があります😫
今回は、妊娠中に起こりやすいお口のトラブルとその対策についてお話します🥺

🦷妊娠中に起こりやすい口腔トラブルとは?🦷
妊娠中は女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌が急激に増加します。これにより、歯周病原性細菌が増殖しやすくなり、歯ぐきの炎症や出血が起こりやすくなります❕
また、つわりによる嘔吐や食事回数の増加、歯みがきの困難などが重なることもあります😢
- 虫歯
つわりによる歯磨き不足や間食の増加、唾液の減少などが原因で、虫歯になりやすくなります。 - 口内炎
ストレスや免疫力低下により、口内炎ができやすくなります。 - 妊娠性歯痛
妊娠中のホルモンバランスの変化や血液量の増加により、健康な歯が傷むことがあります。 - 妊娠性歯肉炎
女性ホルモンの増加により、歯茎が赤く腫れたり、出血しやすくなったりします。 - 妊娠性エプーリス
歯茎に良性の腫瘍ができ、赤く腫れて痛みや出血を伴うことがある。
🦷妊娠中の歯周病がもたらすリスク🦷
歯周病は単なる口腔内の病気ではありません。妊娠中に歯周病が進行すると、早産や低体重児出産のリスクが高まるため、注意が必要です❕
歯周病が与える出産リスクは一般の妊婦と比べると約7倍にも及ぶとのことです。
つまり、妊娠中の口腔ケアは「母子の健康を守る医療行為」と言っても過言ではありません‼️
🦷妊娠中の歯周病対策🦷
つわりがひどいと、歯みがきがつらく感じる方も多いと思います。以下の対策を行ってみましょう☺️
- 口腔洗浄液の使用
つわりで歯磨きが難しい場合は、洗浄液を使ってうがいをしましょう。 - バランスの取れた食事
栄養バランスの取れた食事を心がけ、間食を控えましょう。 - 歯科検診
妊娠中期(安定期)に歯科検診を受け、必要であればクリーニングや治療を行いましょう。
無理せず、できる範囲でケアを続けることが大切です✨
🦷妊娠中の歯科受診のタイミングと注意点🦷
よりベストな時期として妊娠中期(妊娠5〜7ヶ月)は体調が安定しやすく、望ましいです😌
受診時には以下の点に注意しましょう❕
- 妊娠中であることを必ず伝える
- 母子手帳を持参する
- レントゲン撮影時は防護エプロンを着用
- 麻酔や薬の使用は医師と相談のうえ慎重に
まとめ
妊娠中は口腔環境が不安定になりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
しかし、正しい知識とケアを行えば、トラブルを未然に防ぐことができます。
妊娠中の歯科受診は、母体と赤ちゃんの健康を守る大切なステップです。気になる症状がある方は、ぜひ当院にご相談くださいね🦷💞