2025年6月12日

こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
歯といえば『🦷』の形を想像すると思います。歯にもしっかり各名前がついています。今回は歯の構造についてお話します💕
歯の基本構造
歯は歯冠(しかん) と歯根(しこん) の2つの部分に分かれています。歯冠は歯肉から上に見えている部分で、食べ物を噛む役割を果たします。一方、歯根は歯茎の中に埋まっている根っこの部分で、歯をしっかりと支える重要な部分です‼
歯を構成する主要組織
歯は以下の組織で構成されています‼

歯冠部
- エナメル質(画像の白い部分)
歯の1番外側を覆っている人体で最も硬い組織です。歯の表面を保護し、歯を白く見せ、しっかり噛み砕く役割を担っています。主にハイドロキシアパタイトという成分でできており、外部の刺激から歯を守る役割を果たします。
- 象牙質(ベージュの部分)
エナメル質の内部にある歯の主成分となる組織です。エナメル質よりは柔らかく歯が割れにくくなる役割があります。象牙質は神経とつながっており、刺激に敏感で痛みを感じます。
- 歯髄(しずい)(赤い部分)
歯の中心部にあり、一般に「歯の神経」と呼ばれている組織のことです。感覚を伝える神経、栄養や酸素を供給する血管などが含まれています。歯髄は歯の健康にとって非常に重要であり、虫歯などが進行して歯髄まで達すると歯の痛みや炎症を引き起こします。
歯根部
- 歯肉(ピンクの部分)
歯の根を覆い、歯槽骨と接合している組織で一般的に歯茎とも呼ばれます。健康な歯肉は薄いピンク色ですが、炎症が起きると赤くなることがあります。咀嚼時の衝撃を吸収し、歯を支えます。
- 歯槽骨(薄ピンクの部分)
歯を支えている顎の骨のことで、歯根膜を介して歯根とつながり、歯を支える役割を担います。身体の骨と同様に代謝が活発で、歯を失うと減少していく傾向があります。歯槽骨は歯を支え、嚙む力を受け止め、歯を固定します。
- セメント質
歯根の表面を覆う薄い組織で、骨と同程度の硬さを持つ組織です。歯を歯槽骨(歯を支える骨)に固定し歯を支持する役割を果たします。に固定する役割を持っています。
歯の健康を守るために
歯の構造を理解することで、適切なケアが可能になります❣
- 正しい歯磨き習慣をみにつける
- バランスの良い食事(カルシウムやビタミンを積極的摂る)を心がける
- よく噛むことを意識する
- フッ素配合の歯磨き粉を使用する
- 定期的な歯科検診に行く
まとめ
歯は複数の組織が協力し合って機能する精密な構造を持っています‼適切なケアを行い、健康な歯を維持していきましょう(*^-^*)♡
ぜひ当院にも定期検診にいらしてくださいね🎵
参考文献