2026年4月13日
こんにちは!西千葉駅直結の歯医者、西千葉歯科・矯正歯科、受付スタッフです🎀
歯科医院で「CTを撮りましょう」と言われたとき、「レントゲンと何が違うの?」と疑問に思う方は多いと思います😌
実は、歯科用CT(3D画像)は、レントゲンでは見えない重要な情報を確認できる“精密診断の要”です❕
今回は、歯科用CTで何がわかるのか、どんな治療で必要なのかをお話します🥺

🦷歯科用CTとは?🦷
歯科用CTは、X線を用いて歯・骨・神経・血管などの構造を3次元(3D)で精密に撮影できる装置です。
一般的なレントゲン(2D)では困難だった骨の厚みや密度の把握、立体的な位置関係の確認が可能となり、インプラントや親知らずの抜歯、根管治療の安全性を大幅に向上させます☺️
🦷CTでわかること🦷
歯の根の形・本数・曲がり
1.歯の根の「本数」と「分岐」
・根管の数(神経の管)の特定…根管の数は各根につき1本、計3本が基本ですが、約半分の人には4本目が存在し、通常のレントゲンでは見落とされがちです。CTなら隠れた根管を見つけることができます。
・根の分かれ方…根がどのように分かれているか、分岐の複雑さを確認できます。
2.歯の根の「形」と「内部構造」
・複雑な根の形状…根が変形していたり、特殊な形をしていたりする場合でも、その形態を正確に把握できます。
・根管の形態…内部の空間(根管)の形や、根の先端の形状(根尖部)を把握でき、根尖病変(膿の袋)の状態も確認できます。
・歯の根の吸収…根が溶けてしまっている「吸収」の程度や広がりを把握できます。
・歯根破折…歯の根にひびが入ったり、割れたりしている場合、その場所や骨の吸収の仕方を正確に把握できます。
3.歯の根の曲がり(湾曲)
・根の湾曲…根が急激に曲がっている「湾曲根」の様子をあらゆる角度から評価でき、治療時に根が折れるなどのトラブルを避ける情報となります。
顎の骨の厚み・密度
1.顎の骨の「厚み(幅)」
・3次元的な確認…歯を支える骨の頬側(外側)から舌側(内側)までの正確な厚みを測定できます。
・インプラント評価…インプラントを埋入するのに十分な幅があるか確認できます。
2.顎の骨の「密度(硬さ、質)」
・骨質の評価…骨が「硬い(密)」か「柔らかい(疎)」かを骨密度として測定できます。
・インプラントの安定性…骨が硬いとインプラントは安定しやすいが、柔らかすぎる場合は固定が難しくなります。
親知らずの位置と神経との距離
1.親知らずの「正確な位置」
・埋まっている角度と深さ…歯が真横、斜め、あるいはどのくらいの深さ(顎の骨の奥深く)に埋まっているか明確になります。
・根の形…根が曲がっている、複雑に分かれている、骨を抱え込んでいるなどの抜歯の難易度を左右する根の形態をみます。
・歯の断面…歯がどの位置にあるか断面図で正確に把握できます。
2.神経との「正確な距離」
・接触、食い込みの判定…レントゲンでは重なって見えても、実際には神経と離れている場合や、逆に根が神経に完全に食い込んでいる場合を区別できます。
・距離の数値化…どのくらいの距離(例えば〇mm離れている)があるかを立体的に測定し、神経麻痺のリスク(1%)を回避するためのシミュレーションを行います。
顎関節の状態
1.関節の隙間、位置の異常
・関節空隙の減少…顎関節と骨の間の隙間が狭くなり、骨同士が近接、接触しているかをみます。
・下顎頭の位置ズレ…理想的な位置から前後左右にズレがあるか確認します。
🦷CT撮影は安全?被ばく量は?🦷
歯科用CTは医科用CTに比べ、被ばく量が大幅に少ないのが特徴です。
医科用CTの1/10~1/100程度と被ばく線量が非常に少なく、健康への影響はほぼない、安全性の高い検査です。
必要な範囲だけを撮影するため、身体への負担は最小限に抑えられています🙆🏻♀️
まとめ
歯科用CTでは、レントゲンではわからない以下の情報が得られます‼️
- 根の形・本数・病変
- 骨の厚み・高さ・密度
- 親知らずと神経の位置関係
- 歯周病の進行度
- 顎関節の状態
これらは、安全で正確な治療のために欠かせない情報です。
当院では、必要な場合にのみCT撮影を行い、患者さまにわかりやすく説明したうえで治療を進めています☺️
CTについて不安や疑問があれば、いつでもご相談くださいね🦷💕
参考文献
- 日本歯科放射線学会「歯科用CBCTの有用性」
- Dental Tribune「CBCTによる精密診断の重要性」
- 歯科治療コラム「レントゲンとCTの違い」